ごあいさつ
温故知新 -先人に学びロータリーを楽しもう-

 今年度は「温故知新-先人に学びロータリーを楽しもう」をスローガンとさせて頂きたいと思います。

「温故知新」、この言葉は論語・為政編で孔子が師になる条件として、先人の思想や学問を研究するように述べた言葉で「故きをたずねて新しきを知る」とも言われております。先人に学びつつ、楽しく活動しながら、クラブの持続・発展に貢献して参りましょう。

ロータリアンの先哲 松下幸之助氏は「強固な信念がなければ価値ある生き方はできない。柔軟な融通さがなければ、心豊かな生き方はできない」とまた、「自らも楽しみ人々にも喜びを与える。大切な人生をこうした心構えで送りたい」とも。

私は会長として、豊かな松下先哲の言われる「価値ある生き方」をロータリーの活動を通して皆様と共有してまいりたいと考えております。また、それぞれの会員の方との交流をより深め「心豊かになる会」にしていこうと考えております。

(価値ある生き方)
驚異的に進化しつつある人工知能 (AI) により、大きな時代の変革期を迎えております。
改めて人間=“人”とはという事が問われているようです。我々ロータリアンがすすめておりますロータリークラブの原点である「社会への奉仕」という認識は、価値という“人”こそにできる最も“人”らしい認識であり、その活動であると思っております。
  人工知能 (AI) には、将来においても“価値”という認識は非常に難しい領域であると伺っております。
“人”らしい認識‐その価値に対しての認識は、“人”の潜在意識に根ざしている [ 感動の共感 ] からくるものであるように感じております。 言葉を換えれば 我々の “人”らしい 奉仕活動を通して [ 感動の共感 ] の輪を拡げて参りたいと思っております。
これこそが松下先哲の 「 価値ある生き方 」の1つではないかと思います。

(心豊かに楽しむ)
「心豊かに」という事については、クラブの皆様との交流をより一層深めて参りたい。このロータリークラブを縁として。
「縁」「一期一会」とかの意味の英語はないそうです。欧米では、よき原因があればよい結果を生み、悪い原因には悪い結果を生むという哲学的な考えが土台にあるとの事です。日本の場合は、原因と結果との間に≪縁≫という認識が存在します。良いことをしていても この≪縁≫が悪ければ悪い結果になることもある。≪縁≫というものが、それほど大切であるということは、日本人だからより理解できるのではないかと考えております。東京セントラルパークロータリークラブに関わり、縁を持たせて頂いたメンバーの方々と松下先哲の言われる「自らも楽しみ人々にも喜びを与える。大切な人生をこうした心構えで送りたい」の言葉の様に仲良く楽しみながら活動をさせて頂きたいと思っております。

会員の方々との交流を通し楽しく奉仕活動をさせて頂くとともに、奉仕活動を通しての [ 感動の共感 ] を皆様と共に実感し“心豊かに”をと思っております。
東日本大震災の時に世界中から莫大な支援がありました。その3分の1以上は台湾からだったそうです。このことも大きな感動ですが、震災の年の年末の台湾メディアの台湾の方々へのアンケートで「今年あなたが一番幸せに思ったことはなんですか?」の質問に、台湾の方々の1位になったのは「日本の大震災への義援金が世界で1番多かったこと」という事でした。私はこの大感動をいまだに忘れることが出来ません。奉仕を楽しむという事の本質があるように感じてなりません。皆様と共に心豊かに楽しく活動をして参りたいと思っております。


2017~2018年度 会長 白石 正